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クリエーターにおけるビギナーズラックの正体 - 新人は下駄を履かされている?

年度が変わり世に言われる「新人」が増える時期になったせいか、クリエーターにおけるビギナーズラックとは何なのかについて書きたくなりました。

「初心を忘れない事の重要性」であったり「思考のバイアス」であったり「本人の心の持ちようによるもの」という話はここではしないようにします。
もちろん重要な要素ではあると思いますが、他で十分語られているのでわざわざ新しく話をする必要はないと考えたからです。

私はクリエーターにおけるビギナーズラックは次の2点からくると考えています。


・プラットフォームによる優遇
・新人を支援する事を人は楽しいと感じる為

 

プラットフォームによる優遇

絵画、ゲーム、音楽、動画、クリエーターは制作物を作り、これを様々なプラットフォームを介して発表します。
ここで言うプラットフォームとはGoogleApple、その他様々な巨大プラットフォームを指します。
まず新着欄のようなものが存在する場合、確実に新規であることが優位性として働きます。
また新規アカウントであると一時的にプラットフォーム内の露出度を増やすようなアルゴリズムが組み込まれているといわれています。
もちろんストアのアルゴリズムは公開されてはいないので、正確な情報を得ることはできません。
しかしアルゴリズムに関する考察をされている方の情報を見ると、そのような話が沢山出てきます。
「新人の優遇はある」と考えておいた方がいいのかもしれません


新人を支援する事を人は楽しいと感じる為

「新人」という属性は人を引き付けます。新人には良い人も悪い人もたくさん寄ってきます。(ここでは新人に寄ってくる悪い人については語りません)
そして新人は沢山の支援を受けることができます。
なぜたくさんの支援を受けることができるのでしょうか。

それは新人を支援する事は多くの人が楽しいと感じるからです。
もしかして育児本能と似たようなものかもしれません。それ故「新人」には見返りを求めず支援する人も沢山いるでしょう。

でも彼方が「新人」から「ベテラン」に変わったら、新人であるが故に支援をしていた人はどのように感じるでしょうか。
答えはたぶん我々の心の中にあるはずです。