ミッドランドブログ

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アプリ開発者向けおま国 - あの国

おま国とは「売ってるがお前の国籍が気に入らない」もしくは「お前の国には売ってやんねーよ」の略称

 

これは海外向けにアプリ販売などを検討されている方への記事です。
皆さんは規制の厳しい国としてどのような国を思い浮かべますか?米国、EU、中国...色々あると思います。
各種ストアでアプリの販売を行っている方は、この国の存在に気付いている方も多いのではないかと考えています。
何故かストアでその存在を主張してくる国

そうブラジルです

色々調べてみたところ消費者保護とマネーロンダリング対策に力を入れているようで
ブラジルでの規制は他の国より厳しく感じると記載しているサイトが数多くありました。

私が今感じている点としては、コンテンツのレーティングが他の国と別枠で厳しい。
そしていま直面している問題として

 

すでにカード発行会社からの通知などでご存じかもしれませんが、ブラジルの法令により、決済機関はパートナーの本人確認を行うことが義務付けられております。弊社では、個人情報の保護と機密保持に配慮しながら、こうした法律を遵守する手順をご用意しています。
お客様のアカウントの確認手続きを行うには、ご登録時に提出されたものとは別にお客様のビジネスに関する情報が必要です。

GooglePlayのブラジルでの販売では追加の本人確認が発生する場合があるようです。
※確認ができるまで全支払い停止になります


追加で要求される情報は以下のようなものです


名前
住所
受益者: 会社の株式または議決権の 25% 以上を所有または支配しているすべての個人。会社が別の事業体の子会社である場合は、親会社の受益者が最終受益者となります。
経営幹部: 会社またはその会社の Google Play 関連の事業に対して経営管理上の支配力や影響力を行使するすべての個人。
正式な代理人: 当事者の代理を務める法的権限を有し、責任を負う個人。
住所確認: 会社の住所を証明する書類。
その他の情報: 生年月日、写真付き身分証明書などの追加情報の提供を求められる場合もあります。

support.google.com


特定の国や地域でアプリの販売や配布を行う際、規制当局の要求に応じて追加の要件を満たすことが必要となる場合があります。

どうもブラジル政府がヤバいと思った人物に対して、個別に個人情報を渡すようGoogleを介して要求する仕組みがあるようです。
正直なところ、よくわからない国の政府に他では要求されないような個人情報を渡したくありません。


ブラジルで大きな需要が見込めないのであれば、販売先から外してしまうのも一つの手だと思いました。